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LOOSELY

 

2001年、愛知県豊橋市にて結成されたLOOSELYが結成から15年を迎えバンドの歴史を網羅したベスト盤『LOOSELY THE BEST』をTRUST RECORDSよりリリースする。Run Run Run Records、EPIC RECORDS、O-tib Records、Gyro Music ENTEREAINMENT、そしてTRUST RECORDSと活動の拠点を移しながら一歩ずつ前に進んできた彼ら。その時代によってアプローチの仕方に進化を感じるが一貫しているのは3人が3人で音を鳴らすことを誰よりも楽しんでいることだ。15年間メンバーチェンジもなく、豊橋という町で歌い続ける彼らのライフワークとして存在するLOOSELY。そんなバンドの15年の歴史に触れることの出来るベストアルバムが『LOOSELY THE BEST』なのだ。

 

Q.ベスト盤リリースにあたって改めて自分達の曲を振り返ってみてどうでした?

山口:こうやって自分達の曲を改めて聴くとバンドの歴史が分かりますよね。特に自分は曲を作ったときの背景を思い出すんですよ。この曲はあの本を読んでるときに書いたなとかこの曲のときは必死だったなとか。曲を作る上で影響を受けた素材がめっちゃ浮かぶんです。

尾藤:こうやって聴くと本当に色んなことがあって、『life a novel』や『Moire Art Museum』 を出した頃はちょっと時代に媚びたアレンジをしていたり、情景描写バリバリの歌詞を書いたりしていて、今聴くと迷走してるんだけどそれも 何か可愛いくて(笑)。『BANG!』を出した頃にはソニー時代の「コバルト」や「花」に近いアレンジに戻っていたり。まさに写真のアルバムを見ているようなベストになったと思う。あっさん(浅井)は何か思い出す?浅井:ツアーでの過酷な運転を思い出しますね。

尾藤:ベスト聴いて運転を最初に思い出すって、僕たちが運転させてるみたいじゃん(笑)。山口:三者三様ですね(笑)。

 

Q.アプローチの仕方やアレンジは時代によって違いますけど、どの曲もLOOSELYでしかないですよね。15年かけて作った1枚のアルバムのようにも感じます。

尾藤:バンドの状況や環境、考え方が目まぐるしく変わる中で1枚のCDにまとめられたことは凄く嬉しいですね。15周年ってやっぱり節目ですし。

山口:俺、このベストを作って何処かすっきりした部分があったんですけど、それが生活にも変化をもたらしたんですよ。これまで考えたこともなかったんですけど、健康に気をつけようと思ったんです。まず生活習慣を完璧に正して、不摂生を辞めた。そしたら目覚めが最高に良いし、ダイエットにもなるし、色んなことが絶好調なんです。それって結果的にパフォーマンスにも繋がると思うんですよね。健康、最高だなと(笑)。

尾藤:これまで不摂生極まりない生活をしてきましたからね(笑)。でも良いパフォーマンスをしようと思ったら大事なことなのかも。ライブの前日だけ早く寝ても意味ないから。

山口:そうなんだよ。たぶん第一線で活躍してるバンドはそれが出来ているんだと思う。

尾藤:大悟、この前ベロンベロンに酔っぱらって現れたけどね(笑)。

山口:酒はいいんだよ。(一同爆笑)

 

Q.LOOSELYが所属するTRUST RECORDSはこの数年でレーベルを取り巻く環境が大きく変わりましたよね。

尾藤:単純に凄いなって思う。名古屋のレーベルのイベントでダイアモンドホールを売り切っちゃうなんて僕の知る限りここ20年ないから。そんな中で、頻繁に活動できない僕達のようなバンドのベストを出してくれることに感謝しかないです。勢いのある20代のバンドと同じステージに立たせてもらえることも有難いですし。

 

Q.TRUST RECORDSにLOOSELYがいることで他のバンドも先輩の背中を近くで見ることが出来るのは大きいと思いますよ。

尾藤:そう言ってもらえると非常に嬉しいですね。みんな良い子だし(笑)。

 

Q.この15年間でバンドのスタンスも変わったと思うのですが。

尾藤:そうですね。僕達はこの15年間で目に見えた結果は残してないかもしれませんが、それでも後悔していることなんて何もなくて。20代の頃のような活動はもう出来ないけど、今の生活習慣に合わせて音楽をやれているのは幸せですよね。

浅井:単純に15年間メンバーチェンジがないのも凄いよね。

尾藤:誰か辞めてたら解散してたと思うよ。

山口:俺にとって音楽は血であって肉であって骨だから。解散するバンドはそうじゃないんだろうね。だってそれがなくなったら死ぬじゃん(笑)。それだけ全員の身体の一部にLOOSELYがあるのがこのバンドの究極だと思う。

 

Q.ライフワークとしてLOOSELYが存在すると。

尾藤:そうなっていったのかな。ずっと武道館を目指して音楽をやってきたんですけど、30代になって、結婚して、仕事を始めて、少しずつバンドとの向き合い方が変わってきた。僕は売れるっていう目標を抱きながらもそこからドロップアウトしていくことに対してバンドの楽しさを見出せなくなった時期もあったんですよ。ずっと売れることをモチベーションにやってきたので。でも少しずつグラデーションしていく中でいつしか売れることが第一目標じゃなくなったんです。そうなったときに音楽がまた本当に楽しくなったんですよね。

 

Q.一番に何を置くかですよね。今のスタンスでやった結果、売れたら最高ですし、でも売れることが目標じゃないんだったら結果や数字に左右されずバンドを続けられる訳で。

尾藤:まさに。

山口:結果を求めて音楽をするより、自分の生活や仕事を成功させながらバンドを続ける方が色んな意味でかっこいいと思いますからね。

 

Q.だからと言って牙は折れてないのがライブを見たら一発で分かりますし。

山口:そこは大事ですよね。牙が折れたら終わりなので。俺達は若い子達のように週2でスタジオに入ったり頻繁にライブをすることは出来ないけど牙は健在なので。

尾藤:本当にたまにしかライブも出来ないけど、それでも信じてついて来てくれるファンもいるから、本心を言うと当時からずっと観に来てくれる人達に1回だけでも凄い景色を見せてあげたいなっていう気持ちはあります。その為にもバンドをやってる瞬間はバンドに集中して頑張っていきたいですね。

 

 

アーティスト名:LOOSELY

タイトル:LOOSELY THE BEST

RCTR-1053

2500円(+税)

2016年11月9日発売

 

メンバー

山口大悟(Vo,Gt)

浅井良典(Ba,Cho)

尾藤元昭(Dr,Cho)

※掲載順

浅井良典(Ba,Cho) 山口大悟(Vo,Gt) 尾藤元昭(Dr,Cho)

 

LIVE

2016年11月6日(日) 豊橋 Live Space ZERO

 

http://www.loosely-net.com/

 

2YOU MAGAZINE編集部

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