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PENGUIN RESEARCH

 

数多くのアーティストへの楽曲提供やアニメ、ゲームソングを手掛ける作編曲家として活躍する堀江晶太が自身のミュージックワークの中で出会ったメンバーと結成した5人組ロックバンド、PENGUIN RESEARCH。2016年1月のデビュー以降、TVアニメ『デュラララ!!×2結』『マギ シンドバットの冒険』『ReLIFE』とシングル3作品が全てタイアップソングとして世に放たれロックファンのみならず多方面から注目を浴びる彼らが待望の1stフルアルバム『敗者復活戦自由形』を完成させた。シングル3作品は勿論、ゲームアプリ『バンドやろうぜ!』での人気曲「Alternative (PGR Ver.)」やTBS系『スーパーサッカー』のエンディングテーマである「敗者復活戦自由形」など全12曲が収録。1stフルアルバムにしてベスト盤のような作品を完成させたPENGUIN RESEARCHに話を訊いた。

 

Q.しかし物凄いボリュームのアルバムですね。まるでベストアルバムのような作品だと思いました。

堀江:そうですね。1stフルアルバムにして集大成のような作品にしたかったので、今やりたいことや今までやってきたことを全部詰め込んだフルボリュームの作品になったと思います。

 

Q.デビューから僅か1年ですがPENGUIN RESEARCHとしてかなり濃い時間を過ごしているのは作品の多さからも伝わります。

神田:確かにこの1年でシングル3枚、ミニアルバム1枚、フルアルバム1枚ですからね。言われるまで気付かなかったけど結構出していますね(笑)。

新保:とにかくずっと制作かライブをしていたので大変なこともありましたけどみんなで乗り越えてきたのでメンバー同士の関係性もどんどん変わっていって。

生田:距離は近くなりましたね。それはライブにも出ていると思います。

神田:如実に出てるよね。

生田:僕はメンバーと比べて一人だけ素人だっていう劣等感があったんですよ。だから遠慮している部分があって。それはきっとメンバーも同じで僕に気を使ってくれているのは分かっていたんです。でもあるタイミングで吹っ切れて下ネタを言ってみたんです。そしたらメンバーから罵倒されまして(笑)。僕はそれが凄く嬉しかったんですよね。距離が近くなったというか、着飾らない仲間になれた気がした。その関係性でアルバムを作れたのは凄く良かったですね。

堀江:単純に以前よりバンドになったよね。別にそこを意識しなくても色んな話をしたり曲を作る中で自然とバンドになっていった。それが大きい気がします。

 

Qそもそも.堀江さんが作編曲家として活動する中でバンドを組もうと思ったのは?

堀江:バンドに対する憧れはずっとあったんですよ。僕が音楽を目指した最初のきっかけは中学のクラスメイトでギターを弾ける友達に憧れたことだったんです。その友達に学校帰りに色んなCDを聴かせてもらったりギターを弾いてもらったりしたのが原体験としてあって。それでみんなで盛り上がって中2でバンドを組んだんですけど、一瞬でそのブームが終わってみんな辞めてしまって。でも僕だけ熱が冷めなかったんです。それでずっと音楽をやってきて今に繋がるんですけど、その頃からバンドに対する憧れはずっとありましたね。

 

Q.「スーパースター」で歌っている「名もなきスーパースター」というのはそのクラスメイトのことだったんですね。

堀江:そうですね。中学のときに憧れたギターを弾ける友達やサッカーの上手い友達。彼らが僕のルーツにはあるので。

 

Q.「スーパースター」や「ボタン」のように少年時代に感じたことを歌うことが多い?

堀江:それはありますね。少年時代の気持ちやあの頃の風景を歌うことは多いと思います。今26歳ですけど、年齢を重ねることでより小さい頃の思い出や風景が鮮明になる気がして。あの頃見えなかったものが見えてくる気がするんですよね。

 

Q.「ボタン」もですけど、今作には既発曲も多数収録されていますがアルバムで聴くとそれぞれの曲の役割というか表情がまた違って聴こえる気がしました。

堀江:それは僕も感じます。例えば「SUPERCHARGER

は今作で3回目の収録になるんですけど毎回役割が違うんですよ。それに「スポットライト」もアルバムの流れで聴くと「冀望」の次にくることで全然違う表情になる。それはアルバムならではの楽しみ方だと思いますね。

神田:僕、「冀望」の歌詞も曲も好きなんですよ。

堀江:この曲は神田さんに「クールな曲が欲しい」って言われて作った曲だよ。

神田:あ、それがこれなんだ!知らなかった(笑)。

 

Q.「冀望」は「スポットライト」を意識して書いた曲なのですか?

堀江:意識はしていたと思います。「スポットライト

は朝焼けの歌なんですけど「スポットライト」が朝なら夜が明ける前の曲があってもいいなと思って書いたのが「冀望」なので。ポジティブにいくまでのネガティブというか、弱い部分があった上で前に進むことをこの2曲では表現出来たと思いますね。

 

Q.そういう面は「ひとこと」や「愛すべき悩みたちへ」にも表れていますよね。どちらも壁に直面しながら前を向いた曲ですし、それがアルバムのテーマにも繋がっていますし。

堀江:その通りです。個人的にバッドエンドで終わるのが好きじゃないので何か救いがあって欲しいんですよね。挫折しても最後には希望に向かいたいんです。

 

Q.「ここじゃ死ねない」って歌詞にその気持ちは強く出ていると思います。

堀江:勿論不安はあるんですけど、やらないと何も変わらないし救われないですからね。そういう気持ちは言葉にしておきたいなと。

 

Q.挫折を知っているからこその『敗者復活戦自由形』なんでしょうね。負けた経験がないとこんなアルバムタイトルは付けれない。

堀江:僕らは今でこそ全員バンドをやってイケてる風にしていますけど元々虐げられてきた人種だと思うんですよ。絶対全員オタクだし(笑)。そういう面ってなんとなくみんなが持ってるルーツとしてあると思う。負けたことのある人なら分かると思うのですが、そこに意味を見出して生きていくことが重要なんですよね。そこが今回のアルバムのテーマになっている気がします。

 

Q.「Alternative」は音楽ゲームアプリ『バンドやろうぜ!』でBLASTとして発表した曲のある意味セルフカヴァーだと思うのですが。

神田:一度完成した曲をバンドで再アレンジする作業は面白かったですね。僕の本来のギターを活かしたアレンジが出来たことは自分の中では大きいことでした。

生田:BLASTとして歌ったときは僕がまだヴォーカリストとして歌い始めたばかりの頃だったんですけど今回の「Alternative」と比べると声が全然違うんですよね。まず声質が大人になったと思います。前は少年っぽさがあったんですけど今回は経験したことが声の表情に出ていると思いますね。

 

Q.今作は新保さんのドラムも炸裂していますよね。

新保:そうなんですよ。自分のルーツにあるメタルのカラーを今作には落とし込めたと思います。前はやっぱり遠慮していたんですけど今回はデモの段階で晶太君(堀江)が僕の気持ちを汲んでくれていて。「あ、これはやってもいいんだな」って(笑)。

堀江:1曲目からいきなりツーバス踏んでいますからね(笑)。

 

Q.柴崎さんの音色も今作は多彩ですよね。

柴崎:これまではピアノがメインだったんですけどオルガンやエレピを入れることで音色の幅は出ましたね。

堀江:もともとこのバンドはピアノのあるギターロックがテーマだったんですよ。でもデビューして1年くらいのバンドが自分達らしさみたいなものに固執するのはどうかと思いまして。それでバンドで定めたテーマやカラーを無視して方向性とかも決めずにやってみようと思ったんです。それでキーボードの音色も色々試せたんですよね。

 

Q.だからシングル「ボタン」で出会った人はアルバムを聴いたらびっくりすると思いますよ。

堀江:びっくりしますよね(笑)。でも今はまだそういうときかなって。「うちらはこれ!」って決めるのはもっともっと先で良い気がします。今はとにかく色んなことを試したいですね。

 

Q.バンドとしての展望は何かありますか?

神田:ずっと言ってるのは武道館でのワンマンです。そこに向かってツアーも制作も階段を登っていってるので。武道館に立つ為に僕らがやらなきゃいけないことはまず1000人キャパの会場を埋めることで、そこが上手くいったら現実的に見えてくると思うんですよね。そうやってひとつずつステップアップしていきたいです。

 

Q.「ジョーカーに宜しく」でも「在りもしないもしを語るな」と歌っていますが目の前のものをひとつずつ倒していったら武道館も在りもしない話ではないですからね。

神田:夢物語じゃないですからね。地に足をつけて進んでいけば夢物語ではばく現実の話になるので。そこはデビューして1年経ちツアーを重ねてきた中で実感として感じています。そうやって前に進んでいけばきっと武道館にも立てると思っているので。

 

Q.足跡は嘘をつきませんからね。

堀江:本当にそうですよね。一歩ずつ重ねていこうと思います。

 

 

アーティスト名:PENGUIN RESEARCH

タイトル:敗者復活戦自由形

■初回生産限定盤【CD+DVD】

品番:SECL-2122~3

価格:3,241円(+税)

■通常版【CD】

品番:SECL-2124

価格:2,870円(+税)

2017年3月8日発売

メンバー

生田鷹司(Vo)

神田ジョン(Gt)

堀江晶太(Ba,Cho)

新保恵大(Dr)

柴崎洋輔(Key)

※掲載順

堀江晶太(Ba,Cho)新保恵大(Dr)生田鷹司(Vo)神田ジョン(Gt)柴崎洋輔(Key)

 

PENGUIN RESEARCHワンマンツアー

Penguin Go a Road 2017~Penguin Fight Club~

2017年3月31日(金)名古屋 ell.FITSALL

2017年4月1日(土)心斎橋FANJ twice

2017年4月9日(日)新宿BLAZE

 

http://www.penguinresearch.jp/

 

2YOU MAGAZINE編集部

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