Loading the page...

 THIS IS TOYOHASHI、NOT NAGOYA

 

愛知県は豊橋にて表現者の発信基地として2008年より豊橋駅前で日夜音楽を発信し続けるライブハウスclubKNOT(当時ell.KNOT)。愛知でも名古屋でもない「豊橋シーン」というある意味独立国家のような独自の音楽シーンにて、自身もLOOSELY、SLUDGEで活躍しながらclubKNOTを経営する尾藤氏。今回2YOUでは「THIS IS TOYOHASHI、NOT NAGOYA」と題し、彼に豊橋で活動するバンドに声をかけてもらい対談を決行。今回集まって頂いたのはLOOSELY、SLUDGE、clubKNOTの尾藤元昭、sozoro座modeの古池友也、ISAACの真田修壱、鏡トナリの橋本一平、DIST ONE TONEのばんどうといった年齢もジャンルもバラバラの5人。それぞれの豊橋に対する思いを聞くことが出来た対談となった。

 

Q.豊橋のシーンは同じ愛知県でも名古屋とはまた違う独立したシーンがありますよね。

尾藤:そうですね。まあ同じ愛知県でも豊橋と名古屋は距離にして70kmも離れているから、どうしても独自のシーンが生まれるのは必然なのかなって。

修壱:clubKNOTが出来てまた変わりましたよね。見え方も発信の仕方も。

尾藤:駅前だから情報も発信し易いしね。当時に比べてSNSも発展したし。

 

Q.豊橋のシーンはジャンル問わず繋がっている印象があります。

尾藤:それは田舎だからだと思う。シーンが縦じゃなくて横に割れてるんですよ。僕とISAACの修(真田修壱)とラッパーのTWO-Jの3人で飲んだりもするし、なんなら僕はLOOSELYをやりながらSLUDGEっていうハードコアバンドもやっているし。友也も今はインストバンドだけど昔はハードコアバンドをやっていたしね。

修壱:友也君はゴリゴリなイメージですね。

尾藤:修の世代だとそうだよね。逆に一平やばんどうからすると友也はsozoro座modeのイメージが強いだろうし。

修壱:友也君は一方的に知ってたけど当時はひたすら怖かったです(笑)。

友也:(尾藤を指差して)今でも怖い人。(一同爆笑)

尾藤:バンドマン同士がジャンル問わずリスペクトしあってるのがいいよね。ばんどうもSLUDGEのKO-TA君がやってるSPEAKOUT&STANDPROUDっていうハードコアイベントに遊びに来てくれたし壁がないから。

一平:俺もKO-TAさんの家に遊びに行ったりしますからね。

尾藤:○○仲間だもんね。

一平:ちょっと!(一同爆笑)

 

Q.clubKNOTの存在は大きそうですね。

修壱:豊橋って県外バンドからしたら巣通りされる土地だと思うんですけど、それでもツアーバンドが豊橋に来てくれるのはKNOTがあるからだと思うんですよ。当時のLAHAINAがそうであったように。

一平:KNOTが出来るまでは豊橋で平日にライブがあるなんて有り得なかったですからね。

尾藤:最初は土日を埋めるのも難しかったよ。

修壱:SECOND CITYって言うようになったのは?

尾藤:やっぱり第2都市っていう劣等感はずっとあるんだよね。それで各地の第2都市のライブハウス同士で「SECOND CITY TOUR」をやるようになったの。みんな、都会に負けたくないと思ってるからハングリーな気持ちは強くて。

一平:だから鏡トナリはフロム愛知じゃなくてフロム豊橋って書きますしね。

ばんどう:僕らはKNOTに出るようになったのは一昨年前からなんですけど、ホームのように迎えてくれて。あと東京にライブに行っても豊橋っていうと舐められないのはかっこいい先輩がいてくれるからだと思います。

友也:豊橋のハードコアシーンは怖いからね(笑)。

尾藤:HIP-HOPもSKAもね(笑)。

 

Q.豊橋シーンでLOOSELYの存在って当時特殊でしたよね。

尾藤:LOOSELYを始めた頃ってポップなロックバンドはライブハウスで立場が弱かったですからね。英語で2ビートじゃないバンドはライブハウスに居場所はなかった。豊橋は田舎だから特に。

修壱:逆に俺はLOOSELYに影響受けましたからね。それまでみんなメロコアをやってたけどLOOSELYを見て日本語の歌物をやろうと思ったので。豊橋からメジャーにいけることを証明してくれたのもLOOSELYだったし。

一平:LOOSELYがMAKING THE ROADしたんですね。

尾藤:日本語で歌ってきたDR.SNUFKINやAOH-RINGO JUICEって先輩の存在も大きいよ。

 

Q.ハードコアシーンにいたTOMOYA君はどう見ていました?

友也:俺が今の話に入っていけなかったのは当時LOOSELYを聴いて「びーちゃん(尾藤)、こんなドラム叩いちゃったか」って思ってたからなんだよね。(一同爆笑)

尾藤:魂売ったって言われてたもんね(笑)。

友也:正直、そういうイメージはあったかな。

尾藤:当時の僕は音楽で成し遂げたい気持ちが強くて。それでLOOSELYを始めたんだけど、それまでやっていたハードコアシーンのみんなにはディスられましたね。今もアンチはいると思います。僕にもKNOTにも。

修壱:俺達はKNOTがあるから今があると思っていますけどね。

尾藤:それは出てくれているバンドが個としてジャンル関係なく頑張っているからだと思うよ。みんなかっこいいもん。ポタリの活躍とか嬉しいしね。

友也:ごめんね、ぶっちゃけちゃっていい?

修壱:きた(笑)。

友也:ここにいるみんなはジャンルが関係なくなってきたって思っているんだよね?俺はそれと同じように何処でやっても関係ないと思っていて。だから今日の対談にいるべきなのかって話なんだけど(笑)。本気でやってればそれで良い。豊橋を売っていこうとかあまり思ってないかな。

修壱:そこは俺も一緒かな。バンドが評価されることで豊橋もフィーチャーされればいいなくらい。

尾藤:友也はその気持ちもないだら?

友也:うん、ないね(笑)。

修壱:えー!(一同爆笑)

 

Q.全員が同じ気持ちじゃなくていいと思いますけどね。同じ仲間でも、例えばベジータとヤムチャは同じ気持ちで悟空といないはずだし。同じ土地で活動していて、同じライブハウスで活動しているけど、豊橋の背負い方やKNOTとの関わり方はそれぞれで良いと思います。

尾藤:全くその通りです。それをバンドに押し付けるのはシーンでも何でもないですからね。

友也:考え方はそれぞれだよね。

尾藤:売れようとバンドを頑張るのも、仲間と楽しくライブをするのも、どっちも楽しいのよ。僕はLOOSELYでどっちも経験したから分かるけど、どっちが正しいとかないからね。そういう色んなバンドが豊橋にいてKNOTでライブしてくれている。そこでお互いが刺激を与え合ったり尊重し合いながら自分のやり方でバンド活動をしてくれたら嬉しいですね。

友也:うんうん。

尾藤:でも友也、今度ツアーで大阪行くけど、「豊橋

って大きく書いたフラッグ持って行くんだら?

友也:…当たり前じゃん。ちくわ咥えてライブするよ。(一同爆笑)

 

■左から

DIST ONE TONE ばんどう

LOOSELY/ SLUDGE/clubKNOT尾藤元昭

鏡トナリ 橋本一平

sozoro座mode 古池友也

■後方

ISAAC 真田修壱

 

2YOU MAGAZINE編集部

〒453-0837 愛知県名古屋市中村区二瀬町153 ニルヴァーナ101号室

Tel: 052-485-5993

e-mail:info@2youmag.com

Copyright(C) 2015 2YOU MAGAZINE All rights reserved
>